人の事に首を突っ込む自分の問題に気付けないのは

例えば、近くの子どもが親にいやーな言い方をしていたり、親が子どもにいやーな言い方をしている時に、どうしているか？

境界線が甘いと、口を出します。

例えば、健全な境界線を持てていると、親子のやりとりに口を出さない、そして目の前のこの状態は、自分の何を映し出しているのか？を観ていく力が出ます。

インナーアルケミー コース（エンパワメントコース）の受講生さんの中でも親子で受講されていて、たまに目の前で子どもが親への言い方がつっけんどんだったりした事もありますが、それはその親子間の問題であり、ある条件以外の時は基本的に何も言わない訳です。

目の前の出来事に『自動的に反応して口だす』のは、健全な境界線なきエゴの為している事です。

目の前の状況に反応するタネを無意識に持っているから、口だしするわけ。

この親より自分の方が理解者であると言いたいのか、この親と自分の親子関係を投影しているのか、親子を無意識に馬鹿にしている事に気付いていないのか、親がどんな思いでいるのか？に気付けないのは境界線が甘くて、自分の癒されていないタネが反応しているか、またエゴでそれをよしとしているので、気付けない訳です。

口では感謝と言いながらも、健全な境界線がないと人の事を尊重出来ない訳です。

そして、目の前に繰り広げられるのは、あなたのその反応のタネにより繰り広げられている現実だと気づくために、起きている事に気付けるかです。

境界線が甘いと何が起こるかと言うと、例えば講師にプライベートで質問したりしてもオッケーでないのに、どんな講座でも終わってからもいつでも何でもラインで質問したり、自分の苦しさや感情をぶちまけたり、どこでもいつでも指導を受けようとしたり、おまけで何かをしてもらおうとしたり、くれくれ状態になったりします。友達にもやってたり、例えば権威に弱かったりすると、よりやっていたりします。

もしくは、やらない方が目の前の人のためになるのに、口だししたり、何でも手助けしたり…これも境界線なく反応して自動操縦されている状態ですね。

はたまた、健全な境界線ない場合、自分が凄いことを（人から凄いと思われたいがために）アピります。人生はうまくいってないのに、私はもともと知ってますって言う“体”で主張したがる訳ですね。

健全な境界線が保てている場合、そこでアピる必要がないので、私はもっと前から知っていたと言う主張したい気持ちに気付いて見つめられます。

また、健全な境界線が保ててない人は、人との比較で生きていたりする場合もあります。

他者と自分を比較して、自分は他の人よりこれだけ出来てる、出来ていないって言う事が無意識にあったりするので、余計に他者が気になり、境界線が甘い状態になると言うスパイラルになったりします。

健全な境界線が持ててる場合、周りにも徐々に尊重心を持って接する事ができるようになっているはずなので、今日アップしたような事には、なかなかならない訳です。

境界線が甘いほど、進化に時間がかかります。

私がそうだったからねw