親が子どもに出来る最大の事とは何だろう

フラワーフィーディング、フラワーエッセンスセラピスト養成スクール＆エンパワーメントコース主宰  研谷ひろみです。



昨日友人とランチ＆シェアリングしている時に出ていた話し。

その友人の息子さんとっても素敵な男性だと言う事。
心もとても素敵、東大大学院を卒業し、京都のある企業へ勤めて仲良しの結婚生活を送り、企業からそろそろ違うステージへと進むらしい。


友人がそのママに『どうしたらあんな素敵な息子に育つの？？？』と質問したら。


そのママは『何もしなかった事かな』と。



本当にその通りだと思う訳です。


親がなにもかもやろうとしたり、親の価値観を子どもにのせたり、親が先に手を差し伸べる・・・こういう事ばかりの連続では、子どもは子どもの本来の力を発揮する事すらしなくなります。


ある年齢まではする必要がないので気付きませんが、顕著になるのは、社会に出てからです。


もちろん個々にもよるので一概には言えません。
思春期に出てくる事もあれば、高校に入ってからグレるまでいかなくても陰で様々な事が行われるようになったりと、その親の影響が現れはじめます。


反抗期がない方が怖いともいいますが、それも反抗できない親のもとで自分を殺しているしかなかったら反抗期はないように見えます　→　先延ばし20代以降に引きこもったり仕事できなくなったりするパターンにも多い

また、親は見守る事をして、子どもを信じて（＝自分も信じている）いる場合は、反抗ではなく自分の意見を率直に言えるように育つので反抗期とは無縁かもしれません。


親が子どもに自分のエネルギーを入れる事が、子どもの最善の発達の妨げになっている事を自覚する必要はあると思います。


怖れの多い親は、子どもの先周りします
自己肯定感の低い親は自分の価値を見出したいが為に子どもにあれこれ世話を焼きすぎます。（もっといくと・・・世話をやけないと、子どもがイジメにあったりする事を創り出してまで自分の活躍の場を得ようとしています。これは潜在意識なので、自分ではよかれと思っている事が多いです）でもその深層心理では証明を望んでいるので、現実はそれを創り上げます。


先ほどのママは、目の前の学校に通うお子さまが忘れ物をしても、決して届けなかったそうです。


時間が許せば届ける親の方が多いかと思いますし、その前に、持ち物チェックを子どもに付き添ってする親もいるのではないでしょうか。よかれと思って。もちろん年齢にもよりますが。


それは自主性、自立心を奪っている事に繋がりかねません。


親が過去の親像、あれこれする理想だと思い込んでいる親像を手放す事、大切だと思います。


親が何もしない事は、親の様々なエネルギーを注入しないですむので、かなり注入された方よりは、断然クリアリングも結構早く進む方が多いです。